皆さんは化学物質過敏症という病気をご存じでしょうか?
まだ日本ではそこまで知られておらず、初めて耳にする方も多いかもしれません。
私たちは、身近な家族がこの化学物質過敏症を発症したことから、作っているパンの原材料や製造工程について考え方が大きく変わりました。
当サイトへ訪れてくださった皆様に向けて、この化学物質過敏症という病気や私たちの考え方について、数ページに分けてお話していきたいと思います。
化学物質過敏症とは
化学物質過敏症とは、その名前の通り化学物質に対して体が過敏に反応してしまう病です。アレルギーをイメージしていただくのが分かりやすいと思います。
一概に化学物質といっても、人によって反応を示す物質や症状も大きく異なります。
≫化学科学化学物質過敏症とは
≫化学物質過敏症は子供にも非常に危険な病
≫化学物質過敏症と電磁波過敏症
化学物質過敏症の症状
化学物質過敏症による症状は人により大きく異なりますが、多いのは頭痛・呼吸困難・体のだるさなどが挙げられます。
自律神経系の障害から消化器の異常、不眠症やうつ病などの精神障害なども代表的な症状に挙げられます。
≫化学物質過敏症の症状
≫化学物質過敏症は妊婦さんにとっても危険
化学物質過敏症の原因
化学物質過敏症はまだ詳しく解明されていない病気ですが、私たちや知人の実体験では以下のような物質が原因ではないかと考えています。
・洗剤、柔軟剤、芳香剤など
・接着剤や塗料
・石油ストーブや自動車の排気ガス等
今の日本は生活の中に多くの化学物質が使用されており、一つ一つ挙げていってはキリがない状態です。
住宅の材料や塗料、家具や家電製品、衣類や日用品など、市販の商品のほとんどに化学物質が含まれており、化学物質過敏症の患者にとっては非常に生活しづらい環境であると言えます。
食品の原材料一つとっても化学肥料が使われていたり、製造工程の中で含まれてしまうケースなどもあることから、私たちは材料の一つ一つを見直しており、現在も試行錯誤を続けています。
≫化学化学物質過敏症の原因
≫柔軟剤や芳香剤と化学物質過敏症
≫化学物質過敏症の予防
化学物質過敏症患者でも食べられるパンを
化学物質過敏症を発症した家族は、私たちが作ったパンを食べることができませんでした。
心を込めて作ったパンを大切な家族に食べてもらえないのは非常に悲しいことです。
そこで私たち夫婦は原材料や製造工程を一から見直し、残留農薬や化学物質の検査を行っているオーガニック小麦、自家製の酵母など、どうしたら化学物質過敏症の患者でも食べられるパンを作ることができるか毎日考えてきました。
日々改善を続けている段階ではありますが、多くの方に安心安全なパンを届けられるようこれからも努力を続けていきたいと思っています。
当店のパンに興味を持っていただけたら、ぜひ一度ご利用いただけますと幸いです。